人間は、なぜ言語以前の身体の知覚や感情を言語という記号に結びつけられるようになったのかを検証する。

人間は、なぜ言語以前の身体の知覚や感情を言語という記号に結びつけられるようになったのか。そもそも音声言語の進化的基盤はどこにあるのか。子どもの言語獲得や意図理解 ...

本書は、空間概念の言語的/身体的な構築・転移・拡張を、認知言語学と言語人類学および心理学的視点から扱った論文集である。

わたしが話す。あなたが自分の体にふれる。このとき、何が交わされているのか？ わたしたちが会話をしているとき、そこではことばだけが交わされているのではない。どんな ...

わたしたちが会話をしているとき、そこではことばだけが交わされているのではない。どんなに些細な、他愛のないおしゃべりであっても、自分の体にさわったり、身ぶりをした ...

それ自体では目に見えない「宗教の真理」が、目に見える物質性をもった何かとして実現する場所/かたち―宗教的真理の実現形態としての言語と身体。その諸相を、聖典・翻訳 ...

若林幹夫. 世界言語が宿る身体が住み込む言語言語を通じて世界が現われる||身体を媒体に言語が語る言語を通じて||世界を見る言語を媒体に身体が語る図 1 言語・身体・世界とき言葉は、私の外にあると同時に中にあり、かつまた私たちの間にあって私たちの ...

... 言語は身体そのものだけを手段として、身体の延長となる外的な自然物にいっさい頼らずに進化してきた。同じ道具でもたとえばナイフの場合、身体は石器や銅器や鉄器など、みずからの延長というべき自然物を用 い、結果としてそれらの道具から強い反作用. う ...

なぜわれわれは他人の目を意識するのか。正義やモラルは生得的なものなのか。多数の人間が共存するためのしくみが、動物でもあるヒトの心のしくみとしてどう形づくられるの ...