驚異の“国土”を素描する。歴史のなかの虚構、文学のなかの事実―文学と歴史学の垣根を取り払い、新しい英国学の展望を切り拓く。

英国近代文学から日本古典文学に至る論考12

... 英國の運は隆昌を極め、返す迄も無また繰即ち元來が中庸を以て一貫し傳説を重むじてゐる國民てあるだけに、時々之に刺戟を奥へ革新を促がす者の聲も一段鋭く、其勢も亦一層烈しい亦一層烈しい ... 英國の真面目が分るのであらう。て 44444 近代文學十第.

... 英國の文學には、詩を除いては近代文學の要素が全く缺けてゐたと言へるのであつて、そこにワイルドやシモンズの仕事が殊に英國の散文になした寄輿、及びこれに續いて英國に近代文學が確立されたことの意味があるとも見られるのであり、それは英國の近代文學 ...

... 文學」と題され、この垂水書房版で「その後」と標題を改められた第十章である。著者は『英國の文學』改訂の計画がのびのびになっていたあいだに、英国の近代 ... 英國の近代文學』(垂水書房、昭和三四年十月)として刊行された。この本の内容に対応して、『英國 ...

... 英語で書かれ、どちらもイングランドとの戦いで活躍した英雄を讃えている。近代に入るとスコッツ語文学は下火となるが、 18世紀の詩人バーンズは、あえてスコッツ語を用いて庶民の純朴な情緒を描き、ワーズワス*などイングランドのロマン主義詩人に影響を ...

... 文學人生案內日本に就て甘酸っぱい味酒宴/作法無作法 6 舌鼓ところどころ英國の文學の横道 7 英國の近代文學ひまつぶし 8 日本の現代文學( 2 )不信心文學が文學でなくなる時私の食物誌本のやうな話 る。とくに現代劇の役者である著者. 金澤/文明に就て.