意識とは何か。意識はなぜあるのか。死んだら「心」はどうなるのか。動物は心を持つのか。ロボットの心を作ることはできるのか―子どもの頃からの疑問を持ち続けた著者は、 ...

... 設計書依存説が、現代の心の哲学における標準的見解とも言うべきいわゆる機能主義に対して、きわめて厳しい診断を下すことになるものだからだ。機能主義を採ること、すなわち、或心的状態のタイプは感覚 ... 物理的なその支持基盤を特定することなく一種の ...

『脳とクオリア』に書かれていることは、それなりにオリジナルなことだと信じている。刊行から二十年以上が経った今でも、類書はあまりない。内容も古くなっていない。それ ...

認知科学は第一世代：記号操作（1970?1990）、第二世代：身体性（1990?2010）の研究を辿り、それらの盲点をカバーしたプロジェクション・サイエンス研究が第三世代として展開され ...

... 思想は、知覚者の主観のうちにでなく、環境のうちに情報が実在するというエコ ... 感覚主義的心理学では、環境から来た物理的刺激を感覚器官が受容し、それを精神(心、脳) ... デザイン、芸術、文学といった分野で、モダニズムへの不信を表す語としても、さかん ...

心の科学的理解へとつながる、6本の「大動脈(AORTAS)」。人は何を美しいと思い、いかにして美を感じるか。個々の美の先に共通する普遍的なものを捉える。

市場原理と自己規律化が支配する21世紀に人々の心をとらえ始めた「遅れ」の感覚。未開の地フィジー、逡巡するハムレット、「人間、失格」の太宰治、未来を待つフリーターた ...

精神医学が抱える諸問題を整理し、脳の計算原理を数理的に表したモデルを用いる新たなアプローチの可能性と基礎的な知識を提供する。

心理学の全体像を見通し,体系立てて学べる定番テキストの第5版補訂版.新たに編者を迎え,4章(記憶関連部分)を全面的にアップデート.その他,認知神経科学関連の情報を中心に ...