1960年代以後、日本の思想・哲学に大きな影響力をもった廣松渉(1933-94)。この独自な哲学者の人と思想と時代と影響関係の全体を思想史上に位置づけ、その思考過程を精密に追跡 ...

17世紀のヨーロッパに生きた思想家は、いくつもの難題に直面していた。人為と自然、精神と物体、そして認識と存在。キリスト教共同体とコスモロジーの動揺は、一方では人間 ...

今こそ全存在の未来を担う「責任という原理」へ。「希望」とは、確実な裏書きもなしに、現在が未来へ向け振り出した約束手形だ。そして「持続可能な開発」などの耳障りのい ...

ナショナリズムにまつわる5W1H(いつ,だれが,どこで,なにを,なぜ,いかに)を解き明かす。入門書として最適の一冊。

パリの「国際哲学コレージュ」における講義で、ネグリを待ち受けていたのは、「帝国主義の手先」「裏切り者」と糾弾する聴講生たちの声だった。ネグリの「EU憲法」支持表明 ...

世紀末のブタペスト。一個の思想的「魂」の「跳躍」と悲劇。

「“すべて”についての認識はすべて死から、死の恐怖から始まる」。第一次大戦後、西欧近代への絶望とその根底的な批判から「常識の思考」へと立ち戻り、対話的実存のあり ...

... 思想のキリスト教的前提と展開 亀井俊博, Piyo ePub Communications 井草晋一 ... 政治、経済、文化の象徴です。つまり人間にとって「究極以前」のものです。それに ... 論的)な存在です。(54)要するに古代、中世、近代、ポスト・モダンと移り変わる究極 ...