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日本詩の押韻 from books.google.com
... 韻』を論じたものがあらわれた。旗野の論は中国詩の平仄などと関連した立場から、開口( 7 )、中口(イエ)、合口、(ウオ)の<三韻を基準にして、和歌の押韻を論じている。しかし論議を誘発したのみで止み、これを受けつぎ発展させるものは現われなかった。実 ...
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れが「日本詩の押韻」一篇のめざすところにほかならない。全篇は、「一押韻の芸術的価値」、「二不定音詩と押韻」、「三日本詩の押韻可能性積極的理由」、「四日本詩の押韻可能性消極的理由(イ)文字」、「五(ロ)音声学的性格」、「六(ハ)文の構造」、「七韻 ...
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れが「日本詩の押韻」一篇のめざすところにほかならない。全篇は、「一押韻の芸術的価値」、「二不定音詩と押韻」、「三日本詩の押韻可能性積極的理由」、「四日本詩の押韻可能性消極的理由(イ)文字」、「五(ロ)音声学的性格」、「六(ハ)文の構造」、「七韻 ...
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... 詩の概念にこだわったものと考えられ詩の押韻と偶然これらは共に抱擁韻の例である ... 日本詩の押韻」に付された「附録、作例」には、九鬼の次のような詩が掲げられている。九鬼の説明は説得的である。そして時における ... 押韻と偶然三、韻の形態と九鬼の作例.
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大東俊一. 「日本詩の押韻 W 」日「日本詩の押韻」「日本詩の押韻」関係で、他は音の特殊なる質的関係である。的関係は相接続する音綴の数、又は長短、又は強弱に基礎を有するもので、詩の律を形成してゐる。質的関係は即ち詩の韻を形成するものである ...
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... 詩にとつて有力な武器である」 (同四八八頁)。また、「押韻の採用は日本詩に生命を与へる一つの方法であると思ふ」(同四八七頁)と言っているのであって、決して、押韻を詩にとって絶対不可欠のものとみなしてはいない。事実、彼の三十九篇の作例中二篇は押韻 ...
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およそ詩の形式は言語相互間の關係に存するものであるが、二様の異つた見地から見ることが出来る。一は言語の有する音の連續に基く量的關係で、他は音の特殊なる質的關係である。量的關係はすなはち相接続する普綴の ... 押韻の藝術的價値日本詩の押韻四.
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... 押韻は詩を生動せしむ、西詩然り、詩亦當に然るべき也」とて輕く「子規子に一新躰を啓くの名譽を許す云々」と論じ去りたれど ... 日本語の性質さして押韻の必要なければ也。西洋も支那もその文字にあれごも、日本には之なく、すべて見て可也。また日本には ...
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... 日本語の特殊性、たとえば単語を構成する字母中の母音数の多数性からくる韻の響きの弱さゆえに、日本詩には押韻は適さない、それゆえ、響きの強い子音中心に単語が構成されている西洋詩の押韻法に追随すべきではない、つまり押韻にこだわるべきではない ...