目次
北東アジアのなかのアイヌ世界
北東アジアのなかのアイヌ社会 蝦夷錦と北のシルクロード
東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割
樺太アイヌの木製品における刻印・人面の信仰的意義
北海道アイヌの文化と秩序 考古学から見たチャシの年代観
タマサイ・ガラス玉に関する型式学的検討
「ツクナイ」と「起請文」
「ウイマム」と「御目見」にみるふたつの認識論
場所請負制下のアイヌ社会
日本近世の蝦夷地シコツ・イシカリ・サルの地域的特質
法政大学本『蝦夷島奇観』の一について
松浦武四郎の地誌・地図作製とアイヌ民族
本州アイヌと幕藩制 本州アイヌの考古学的痕跡
近世前期における弘前藩のアイヌ支配と藩意識
幕府巡見使と本州アイヌ
青森県内所在の蝦夷錦について
蝦夷地の和人と幕藩制 『新羅之記録』の形成過程に関する一考察
松前藩主の象徴的基盤と神話・芸能
「蝦夷地之制札」設置方針に関する若干の考察
天保改革と松前における旅芝居興行
秋田土崎湊と松前蝦夷地との商品流通の実態
蝦夷地・和人地・内地をめぐる流通システムとその再編