菱川師宣と浮世絵の黎明

浅野秀剛／著

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詳しい情報

出版社: 東京大学出版会(20081101)

ISBN-10: 4130802100 ISBN-13: 9784130802109

NDC(9): 721.8

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紹介

浮世絵の祖として名高い菱川師宣．しかし，その画業の全体像はいまだ明らかにされていない．本書は，錦絵誕生までの初期浮世絵を，師宣を中心に解明する先駆的研究．初期鳥居派，杉村治兵衛，大森善清など，代表的な絵師の肉筆画や版画，またこの時期の浮世絵において重要な春画を詳細に分析する．カラー口絵６頁・図版170枚．

序章　初期浮世絵研究の現状と本書の視点第一章　菱川師宣と菱川派第一節　菱川師宣筆「北楼及び演劇図巻」の検討第二節　菱川師宣および菱川派の得意の図様第三節　菱川師宣の版画第四節　菱川師宣版画作品目録第五節　菱川師宣の春画第六節　古山師重の枕絵組物第七節　菱川派の版画・版本の制作と流通第二章　杉村治兵衛、初期鳥居派とその周辺第一節　杉村治兵衛の版画第二節　評判記にみる初期鳥居派の様相第三節　元禄期の鳥居清信と宝永期の鳥居清倍第四節　鳥居清信の春画第五節　画工近藤清春【付、近藤清信・近藤勝信】第六節京の絵師、大森善清

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